〈最新公演情報〉
ド・パールシム#1
『斜陽族』
作・演出 新井孔央
@下北沢OFF・OFFシアター
12月5日(木)〜8日(日)
人類が滅亡するらしい。それまでの数ヶ月。
絡みあった性愛と欲望……
〈出演〉
新井智琉
北川駿
高瀬理子
高橋真理
橋詰高志
松本咲
南朱夏
草加陽子(ド・パールシム)
〈スタッフ〉
作・演出 新井孔央
舞台監督 加藤葉月、しみずあかり
舞台美術 キム・ソミン、カン・ジス
照明 中村仁(黒猿)、島元美奈
音響 さわツき
制作 さいとうさおり
写真 6D
宣伝美術 三木百々葉(劇団綺畸)
企画 ド・パールシム
協力 KWAN、GUSH OUT
〈日時詳細〉
12月5日[木] 19:00
12月6日[金] 14:00/ 19:00
12月7日[土] 14:00/ 19:00
12月8日[日] 13:00
受付開始・開場は開演の30分前
〈料金〉
予約(一般) 3,500円
予約(学生) 2,800円(要 学生証)
当日(一律) 3,800円
応援チケット 6,000円
(上演台本、限定劇団ステッカー、公演ポストカード付き)
〈あらすじ〉
今年の冬に人類が滅亡するという予言がオカルトの界隈で流行していた。自堕落な生活を送っていた池田ひばりは、友人の彼女と浮気をしていた。その浮気を知ったその友人は、ひばりを責めるどころか、滅亡するまで一緒にアダルトビデオを作らないかと言ってきた。ひばりは滅亡なんてどうせくだらないと思いながらも、別に他に何もすることがないからと、友人の誘いにのり、共にアダルトビデオを作ることになる。彼らの身勝手で欲望に塗れた行動によって、人間関係は絡み合い、そして崩壊へ進んでいく。
〈コメント〉
いよいよド・パールシムは下北沢に進出します。この下北沢の地で自分たちが今まで団体として追求してきた「若者の自意識の行き着く先」というテーマを色濃く描くことができ、非常に嬉しいです。
『斜陽族』は、社会への希望を感じることができず、孤独で無力だと感じながら生きている私たちの、人間の内にある欲望やエゴイズムを感じることができる作品だと思います。最低で非倫理的で、欲に塗れた人々による会話で構成される本作品ですが、きっとそこには人間の生きる上で大切にしなくてはいけないもの、切実に感じているのに無意識に封じ込めているものが沢山あって、そうゆうものをダイレクトに感じられる作品です。そんな本作品を通じて、少しでも人間のことを好きになってもらえることを願っています。(作・演出 新井孔央)